Libertad新作 3Dデニムジャケット"Stunner"
本日は2017年新作アイテムのご紹介です。
◆3Dデニムジャケット"Stunner"(スタナー)


デザイナー、パタンナー、縫製工場、加工職人がそれぞれ智恵を出し合って生み出された、「最高品質」と呼ぶにふさわしい逸品が完成しました。
お馴染みのサードタイプのGジャンをベースに、立体裁断によるパターン構築によって人体に沿うように立体的に設計された新感覚の3Dデニムジャケット。
それではどこがどうなっているのか、ディテールをご紹介していきましょう。
【首元のダーツ】

まず、首元に入ったダーツ。
このGジャンの一つの大きな特徴になっていますが、もちろん単なるステッチではありません。
平面的なGジャンに立体感を持たせる為に計算してデザインしたダーツになります。
このダーツによって衿、首、肩、胸までのラインを立体的にすることで、他の部分のパーツにも大きな影響が出てきます。
【ヨーク・切替部分】
ヨーク部分、胸から脇にかけてのV字の切替も全て曲線のパターンによる立体裁断。
胸からウエストにかけて、流れるような麗しいラインを出す為に全てのパーツが機能しています。

【前振りの袖】
袖はカーブして前振りに設計したテーラー仕様。
かなり曲がってます。
袖はそこそこ細身に設計していますが、腕の可動に合わせて立体にしているので機能的です。
袖は若干長めです。
【玉縁ポケット】
「ポケットに手を突っ込んで格好良く歩きたいけど、ポケットないじゃん。」
ってことにならないように、玉縁のポケットを追加。
これで格好良くポケットに手を突っ込んで街を歩けます。
斜めに入っているので、ポケットに物入れても落下しにくいですね。

【アジャスターベルト・猫目ボタン】
これは僕のお気に入りポイントです。
少し長めにデザインしたアジャスターベルト。
そしてそれを留めるのはマットブラックの猫目ボタン。
普通はネオバー釦が打ってあることが多いのですが、今作はLeeのGジャンにある仕様を取り入れました。
椅子などを傷つけたり、引っかかったりしないように金属ではないボタンになっているんですね。

【内側が秀逸です】
一番はここにご注目いただきたいのです。
表向きが綺麗なものはたくさんあります。
しかし、このGジャンの素晴らしい部分は内側にこそあります。
「麗しくないGジャンは、ただの作業着。」by縫製工場の社長

縫製工場の技術を最大限に発揮したフルスペックの縫製仕様。
美しすぎるでしょう?
ベタですがセルビッチの耳も使用しました。笑
ポケットの裏を見て下さい。普通のGジャンポケットが付いていてもスレーキ丸出しで付いてますよね。
あれだと加工したときにくしゃくしゃになって、見た目も悪いし安っぽい。
しかし"Stunner"はスレーキさえ見えないように始末されています。

【智恵を絞って開発したフェイクパイピング】
そしてディテールの中でも最大のポイントで、僕の最大のお気に入り部分。
「フェイクパイピング」。
実は14ozの厚いデニム生地ともなると、袖付けを巻き縫いで処理するのはなかなか困難です。
というのも、この"Stunner"に限っては袖山が高く、袖が立体になっているので巻き縫いでの縫製は物理的に不可能なんです。
通常、こうしたGジャンはアームホールが片倒しのロックミシンがかかっているか、高級なものになるとパイピング始末になっていますよね。
でもパイピング始末にすると、加工したときに変なアタリが付いたり、細身になると肩がゴワついたりと、色々と問題があります。
袖付けについて、ただパイピングしました的な能無しのアイテムではなく、オリジナリティーのあるものにしようと、縫製工場の社長と夜中まで電話でああだこうだ智恵を出し合い開発したのが、この「フェイクパイピング」です。

すぐに真似されるかもしれませんが、業界初の縫製仕様だと思います。
一応どうやっているかは企業秘密ということで伏せておきますが、
「業界初」
です。
これがまた内側の見た目に存在感を放っていますね。
カラーも変えれるので、次回は別のカラーでやってみるのも格好良いかなと。
と、以上ここまでがディテールのご紹介です。
【天才職人によるヴィンテージ加工】
そして縫製されたGジャンをヴィンテージ加工するのは、お馴染み「神の手」を持つ天才職人。
そして今回の"Stunner"は、彼が全て一点一点ヴィンテージ加工を施してくれます。
世界最高の加工職人ですからね。
その彼が自ら全数加工してくれるんですから、とんでもない価値があります。

今回の加工は、ベースのインディゴカラーをできる限り残すことで、上品な特濃色カラーに仕上げました。
が、かなりシェービングが入っています。
細かい部分まで、特に着用によってアタリが出る部分は結構色を抜いています。
「神様」がオールハンドシェービングで擦ること2時間以上。
(普通の量産品はサンドブラストなんかで砂吹き付けて5分で終わる)
かなりの濃色に仕上がっているのも、ウォッシュ加工後に再度色を乗せているからなんです。
洗濯するとアタリがどんどんハッキリと現れてくるので、ガンガン洗って自分の好みのカラーに色を落としていただけるようになっています。
このGジャンには智恵とアイデア、技術、感性、あらゆるものが詰め込まれています。
「これが本物のMade In Japan」と言えるプレミアムな逸品です。
是非とも多くの方に袖を通していただければと思います。
オーダー受付は【2017年2月】開始。
オーダー締切は【2017年2月28日0時】迄。
お届けは【2017年4月】を予定しています。
もちろん限定受注生産、同じモデルは二度と作りません。
この期間にオーダーいただくと、【特別予約価格】でご購入いただけます。
生産時に端数が出た場合のみ、WEBサイトで【通常価格】での販売となる可能性があります。(多分端数が出たとしても数着程度です)
詳細、ご注文についてはこちらのページをご覧下さい。
◆Libertad Official Website / Limited Item
http://www.libertad-japan.com/limited
adios.
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